2010年05月14日
iPadは世界を変えるか?
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5月10日からiPadの日本での予約が始まった。行列までできたらしいが、予想以上の予約数で、家電ショップなどでの受付は12日に一時的にストップしているらしい。世界的な品不足が原因のようだが、アップルの不親切な対応は毎度のこと。今の世の中、欠乏感を煽って購買意欲を高めるというのはマーケットの常識かもしれないが、あまり消費者をないがしろにするようだと、過去の多くの会社と同様、マーケットから退場することになる。実際、僕はまだ予約していない。初期ロットには必ず問題があるというアップルの伝統を知っている古くからのユーザーとしては、急がずともよかろうと思っているのだが。
とはいうものの、iPadが魅力的なマシンであることは事実である。アマゾンが発売しているKindleといった電子書籍リーダーと比較する批評をよく目にするが、果たしてそれは正しい見方なのか?僕自身まだ手にしていないので断言はできないが、iPhoneユーザーとして推測するに、良かれ悪しかれiPadは使い手のイマジネーションが要求されるマシンだということである。 確かにアメリカでは、ネット配信される本や映画を楽しんでいるユーザーが多いようだ。しかし日本では、iBooksに対応する書籍も現在は無く、ビデオ配信もしばらくは無いらしい。それに個人的なことをいえば、読みたい本はおそらく配信されないし、ビデオも電車や車の中で観ることもないだろう。iPhoneは携帯電話+メール+音楽というセットが魅力だったので、アプリをそれほど使わない人でも買っただろうが、ソフトバンクに月々の使用料を払ってまで、屋外でのネット通信にiPadを使う人ってどれくらいいるのだろう?一方で、Wi-Fi(無線LAN)タイプにはGPSが付いてないので、カーナビとしても使えない。これでは地図が見れても利用価値は半分だ。このあたり、本当に商売上手というべきか。 このような現状では、iPadで何をしたいのかがはっきりしないと、大きくなって持ち運びにも邪魔なiPhoneみたいになってしまう。にもかかわらず、iPadにわんさか予約が入っているということは驚きである。しかし、なんやかんや言っても、やはり欲しい。20数年来のMacファン、エヴァンジェリストということもあるが、iPadは持ち運びできる汎用性IT端末としては最高のものであると思う。ノートパソコンに近い機能を持ちながら、軽量かつビジネス・遊びに十分利用できる。最近では街中にWi-Fiスポットもたくさんあるから、3Gでなくても十分アウトドアで活躍するだろう。人をクリエイティブにさせるiPadのようなマシンこそが、クラウド時代を先導するのではないだろうか。 |
投稿者 Rollin' : 2010年05月14日 21:22 | トラックバック